予防接種

【インフルエンザ予防接種】
《2024-2025年 インフルエンザ予防接種のご案内》
今季は終了いたしました。

【帯状疱疹ワクチン(高齢者)】
帯状疱疹は、過去に水痘(水ぼうそう)にかかった時に体の中に潜伏した水痘帯状疱疹ウイルスが再活性化することにより、神経に沿って、典型的には体の左右どちらかに帯状に、時に痛みを伴う水疱(水ぶくれ)が出現する病気です。合併症の一つに皮膚の症状が治った後にも痛みが残る「帯状疱疹後神経痛」があり、耳にできしまった場合は難治性の顔面神経麻痺や難聴となることがあります。予防接種をすることで発症予防効果(生ワクチンで6割程度、不活化ワクチンで9割以上)、神経痛予防効果(生ワクチンで6割程度、不活化ワクチンで9割程度)、発症予防持続性(生ワクチンで5年程度、不活化ワクチンで9-10年以上)を得ることができます。
※不活化ワクチンの方が生ワクチンより効果が高いですが、接種回数は不活化ワクチンでは2回(2か月の間隔)、生ワクチンは1回です。
《対象》
公費対象年齢で、行政より帯状疱疹ワクチン接種券を送付された方となります。
(生ワクチン(1回接種)自己負担額3,000円、不活化ワクチン(2回接種)自己負担額7,000円(2回接種で合計14,000円))。
自費で接種する場合、その限りではありません。
《ご予約》
お電話またはご来院時に予約をしてください。

【ムンプス(おたふくかぜ)予防接種】
おたふくかぜにかかると、場合により髄膜炎などの合併症をひきおこすことがある他、耳鼻咽喉科領域では難聴の発生が問題となります。その難聴は一般的に高度で、治すことができないと言われています。予防接種をすることで、その危険性を低下させることが重要です。予防接種は1歳で1回目、5歳前後で2回目の、2回接種をおすすめします。
《ご予約》
お電話またはご来院時に予約をしてください。

【肺炎球菌ワクチン(高齢者)】
高齢者(特に65歳以上の方)、慢性呼吸器疾患、心不全、腎不全、肝硬変、糖尿病、多発性骨髄腫などの血液疾患、後天性免疫不全症などの人は、肺炎にかかりやすく、また重症になりやすいことから、ワクチン接種を考慮した方がよいと言われています。効果は5年間程度です。
《対象》
公費対象年齢で、行政より肺炎球菌ワクチン接種券を送付された方となります(自己負担額3000円)。
自費で接種する場合、その限りではありません。
《ご予約》
お電話またはご来院時に予約をしてください。
《注意》
公費負担にてワクチン接種をご希望される方は、送付されている接種券をご持参していただき、受付にお渡しください。
過去に1回でも肺炎球菌ワクチンを接種された方は、接種券が手元にあっても公費負担で接種出来ません。その場合は自費での接種となります。